|

証券会社比較 得するネット証券の選び方 > 証券会社 活用術 > 貸株・預株制度のメリット・デメリット
 |
 |
 |
 |
貸株サービスとは、SBI証券とマネックス証券、カブドットコム証券、松井証券で利用できるサービスですが、うまく使えば、「配当金」+「株主優待」+「貸株金利」+「売却益」と4つの儲けが出るオイシイ制度です(笑)。
特に、塩漬け株や、売り時を逃して次の機会を待っている方は、少しでも利益を出すチャンスですので、貸株サービスはお薦めです。
このページでは、貸株について、特徴やメリット・デメリットを分かりやすく紹介していきます。
貸株サービスの特徴
貸し株とは、もともと信用取引で用いられている仕組みで、具体的には、信用取引をするために証券会社から株式を借りることです。
ただ、このページで紹介する“貸株サービス” は、反対に、皆さんが所有している株式を証券会社に貸すことで、金利が受け取れる仕組みになっています。
ちなみに、貸株サービスは、SBI証券とマネックス証券、カブドットコム証券での呼び方で、松井証券では預株(よかぶ)制度と呼んでいます。
それでは、貸株の特徴ですが、主に次のものがあります。
・ 保有中の株式を貸すことで、金利が受け取れる
・ 貸株の申込みや解約手数料は一切かからない(無料)
・ 貸し出し中の株式は、いつでも売却できる
なお、貸し株金利は、証券会社によって金額に違いがありますが、平均的には年利1%前後は受け取れます。
ちなみに、銀行の預金金利と比較すると、大手ネットバンクや都市銀行でも、1年定期で約0.35%ですので、1%というのがどれだけお得かが分かっていただけると思います。
また、実際にお金を受け取るときは、銀行のように1年に1回だけもらえるのではなく、1ヶ月ごとに貸し主の証券口座へ振り込まれます。
貸株サービスの流れ
皆さんが貸し出した株は、証券会社を通じて、投資会社や保険会社といった機関投資家に貸し出されます。
そして、株を貸した利子として、機関投資家が借り賃を払い、証券会社が貸し主である僕たちに分配する流れになっています。
貸株サービスのメリット
貸株のメリットは、運用中の株式で金利が受け取れることです。
通常、株式投資を行うと、その投資資金はほかの金融商品には利用できないようになっています。例えば、運用中の株式を銀行に預けて、定期預金を組んだりはできませんよね?
ところが、貸株を利用すると、株式投資を行いながら、その株を貸し出すこともできますので、結果的に、一つの運用資金で「株の売却益」と「貸し株金利」の2つを受け取れることになります。
しかも、貸し株金利は約1%ですので、銀行よりも高配当です。
また、貸し株金利は1ヶ月ごとに配当が受け取れますので、この点でも、銀行よりメリットが大きいと言えます。一般的に、銀行の預金金利は、1年に1回〜2回(6月と12月など)、配当されるようになっています。
※モデルにした銀行は、銀行の中でも金利が高いネットバンクを参考にしています。
貸株サービスのデメリット
貸株のデメリットは、主には次のものがあります。
・ 20万円以上の金利を受け取ると確定申告が必要
・ 議決権、配当金、株主優待などの権利が受けられない
・ 信用取引口座を持っていると利用できない
< 貸し株中の税金 >
まず、貸し株金利は、雑所得という税金に分類され、銀行の金利や給与とは違い、受け取った時点ではまだ税金が引かれていない(源泉徴収されていない)状態になっています。
ですので、他の雑所得と合わせて年間20万円を超えた場合は、確定申告が必要です。
また、別の理由で確定申告をしなければならない場合や、毎年、自分で確定申告を行っているという方は、20万円以上の利益が出なかったとしても、貸し株で受け取った金額を申告しなければなりません。
ただ、貸株のほかには雑所得がなく、かつ20万円に満たなければ、確定申告をする義務はありません。
< 貸し株中の所有権について >
また、貸株を行っている最中は、株の所有権が貸し出した機関投資家になりますので、そのままでは、議決権や配当金、株主優待などは受けられません。
ただ、貸株はインターネットからいつでも申し込みやキャンセルができますので、配当金や株主優待が受けられる権利確定日(四季報などで確認できます)に貸株していなければ、配当金や株主優待はしっかり受け取れます。
また、最近は、SBI証券やマネックス証券のように、株主優待の権利確定日に合わせて、自動的に貸株を解除してくれる「株主優待自動取得サービス」がありますので、これを利用すると貸株の取り扱いがラクになるのでお薦めです。

< 信用取引口座の有無 >
ほとんどの証券会社では、信用取引口座を持っていると、貸株サービスが利用できないようになっています。たとえ、貸株をする時点で信用取引を行っていない場合でもです。
ですので、もし貸株を利用したい場合は、信用取引口座を解約することで、利用できるようになります。
ちなみに、貸株中に信用取引口座を開くと、自動的に貸株サービスは解除される仕組みになっています。
ちょっと長くなりましたが(^^ゞ、貸株サービスのデメリットとしては、「場合によっては確定申告の必要がある」、「株式の所有名義が変わるため、貸し株中は議決権などが得られない」、「信用取引口座を持っていると貸株できない」の3つがあります。
ただ、税金については、貸株だけで20万円を受け取ろうとしたら、少なくとも2,000万円以上の株式を貸株しなければなりません(笑)。
また、貸し株中の所有権については、株主優待自動取得サービスすれば、配当金や株主優待も受けることができますので安心してくださいね(*^^*)。
貸株サービス比較
それでは、最後に各証券会社の貸株サービスの比較をしたいと思います。
基本的な仕組みはどの証券会社も同じですが、利用方法が若干違いますので、なるべく皆さんの条件を満たした方の証券会社を利用すると良いと思います。
※松井証券の欄の日証金とは、貸し株先である「日本証券金融株式会社」の略です。
※貸し株 金利は2008年5月確認時点のものです。時期によって、金利は変動しますので、詳しくは各証券会社でご確認下さい。
※ カブドットコム証券の貸株の保証は、貸株先が破綻した場合は、カブドットコム証券から株式が返却されます。
こうして見ると、SBI証券、マネックス証券は貸し株への保証がありませんので、その点では松井証券、カブドットコム証券の順で保証面が安心できます。
また、松井証券は、現時点での貸し株金利が一番高いことも魅力です。
ただ、貸し株の対象となる銘柄数がほかの証券会社よりも少ないので、限られた銘柄でしか貸し株のウマ味が得られないというのがネックです(;^_^A。
また、松井証券の場合は、特定口座に置いている株は貸し株できませんので、いったん一般口座へ振り替える必要があります。
それに比べると、SBI証券やマネックス証券、カブドットコム証券は、特定口座で取引中の銘柄も貸し株の対象となっており、対象銘柄数もかなり豊富です。
また、株主優待の権利日が近づくと、貸株をいったん停止する「株主優待自動取得」を設定することができ、使いやすさはバツグンですので、サービス重視だと、SBI証券とマネックス証券、カブドットコム証券に軍配です(^^ゞ。
なお、どの証券会社を利用する場合でも、運用中の株式で銀行以上の金利が受け取れる、というのはかなりのメリットだと思います。
また、うまく活用すれば、「貸し株 金利」+「配当金」+「株主優待」+「売却益」の4つを得ることもできますので、特に、塩漬け中の株を持っている方は、株で利益が得られるチャンスですので、ぜひ利用しておきましょう。
SBI証券の詳細&口座開設
マネックス証券の詳細&口座開設
カブドットコム証券の詳細&口座開設
松井証券の詳細&口座開設
参考 : マネックス債で賢く運用!定期預金よりお得な債券
: 夜間取引手数料が一律500円の証券会社
|
 |
 |
 |
 |
|
 |
|
 |